あれ?あの子、うちの子と同じくらいなのに、もう絵本自分で読んでる…。
特別自分の子に早期教育を受けさせたいわけではなくても、
やっぱり他の子と自分の子を比べてちょっぴり焦ってしまうことってありますよね。
実際にひらがなが読めるのは何歳くらいからかというのは
親としては気になるところです。
今回は、意外と差が出やすいひらがなの読みを学習する時期や
教え方についてご紹介していきますね^^
ひらがなはいつから読めるもの?
大体、5、6歳くらいで46音を読めるようになるというのが一般的のようですね。
ですが、年少さんくらいでひらがなを読める子は割と多いです。
こどもちゃれんじのサイトを見ても、年少さんで読みを習うようになっていますね。
スマイルゼミだと、年中コースでは読み~なぞり書きを習得できるカリキュラムになっています。
少しでも文字に興味を持ち始めたら、ひらがなを教え始める時期と考えてよいでしょう。
3歳へのひらがなの教え方
3歳って本当に「うちの子天才!」と親ばかになれる時期です。
親が子どもが楽しんで覚えられるような工夫をすれば、
どんどん吸収していってくれます。
くもんのひらがなカード
ひらがなカード 第2版―0歳から
定番ですが、やっぱりこれは使いやすいです。
絵もかわいい。
市販のものは紙が丈夫で一枚一枚引き抜きやすいですね。
私は漢字カードを自分で画用紙に絵を書いたりして作成していますが、
引っかかりがあるのでスピード感は出にくいです(笑)
こういうカードは一枚一枚じっくり…よりも、
テンポよく進めるほうが子どもも飽きずに楽しめていいです。
わからなければ、さっと絵のヒントを見せつつ、ですね。
年少で平仮名の読み書きをよくできる親戚の子も、読みはこのカードで覚えていました。
あまり長く集中してできていないように見えましたが、
いつの間にか習得していたのですよね。
お風呂で覚えるひらがなシートを使う
我が家はまず、ダイソーで購入したひらがなシートを使用していました。
月齢が低いうちは、絵を見ながら名前を言ったりして楽しめるので、十分使えます。
ただ、「ひらがなを覚える」のであれば、こちらのシートのほうがよきです。
なぜなら、絵の大きさがほどよい!
絵が大きすぎると、絵に注意が向きすぎるんです。
わかっているものでも「これ何~これ何~」とわざわざ聞いてきたりして、
なかなかひらがな自体に集中できない…!という事態が発生しがちなのです。
ちなみに濡らすだけで壁にペタっと貼り付けることができます。
(100均のものもそうですけど)
お風呂だと、他のこと・ものに気が散りにくいのでおすすめです^^
4歳でひらがなを読めるようになった我が子

3歳から少しずつ読めるようにはなっていましたが、
濁音や拗音なども含めてほぼ完璧に読めるようになったのは
4歳になってからでした。
公文を始めてから1年以上経過していたので、
習得するのに時間がかかったほうかもしれませんね。
ですが、逐次読み(一字一字拾い読みすること)から
まとめ読みができるようになるまではそれほど期間はあいていませんでした。
ひらがなは表音文字で、それ自体に意味を持つわけではないので、
ひらがなが読めても単語として認識できなければ
スムースにまとめ読みはできませんよね。
ですので、ひらがな読める!読めない!にこだわらず、
普段からたくさんの言葉をシャワーのように浴びせておくことが大切だと思います。
文字の習い始めはおもに左頭頂側頭部を使って解読しながら読むので、逐次読みとなるが、定型発達の小児では、慣れてくると左側の紡錘状回が働いて、単語をひとまとまりとして認識すること、すなわち単語形態認識が促進されて、文章の中で単語や語句をひとまとまりとして区切ることがうまくできるようになると推測される。
引用文献:平仮名音読に困難を示す小児への解読指導の効果に関する研究.脳と発達 45;239-42.
まとめ読みができると音読していても割と流暢に読めるので、
親子で一文ごとに交代で絵本を読んで楽しんでいました。
下の子に読み聞かせてあげようね、って言ったりも^^
ひらがなを教えるにあたって注意すべきこと
・イライラしながら教えない
公文の宿題なんかもですけど、親が子どもに何か教えようとすると
結構イライラしちゃうものですよね。
私も割とせっかちなので、すぐ「はあ…ッ」てなります。
でも、これって子どもも親もお互いきつい。
誰得?って感じです。
・興味がなさそうなら無理やり教えない
関心を持ちやすいようなグッズを使用するのはありですが、
むやみやたらに購入して試しても無駄になりがちですよ。でしたよ。
なんか押したらひらがな話してくれるやつとか。
適切な時期に渡さないと、「こう使ってほしい」と
親が期待する使い方をしてくれず、落としたり壊されたりします\(^o^)/
もったいねえ!
・間違いを必死に修正しない
間違えていても修正はさらっと!
ちょっと待って答えられなければ答えを教えてあげてください。
「これ、ほらっ!なんだった?ね?わかるよね?思い出して?」
とか
「も~違うじゃん!これ、ぬ!だったでしょ?」
とか、やりがちですけど最悪です。
無意味…。
合うまで答えさせたらどの答えが正解だったか
子どももわからなくなっちゃいます。
まとめ

学習を始めるのはできるだけ早いほうがいい!というようには思いませんが、
お子さんが文字に興味を持ち始めたら教えていくのもいいでしょう。
教え方はシンプルにカードやシートを使うのがおすすめです。
子供の反応を見ながら教えられて、親子のコミュニケーションの時間にもなります^^
少し覚え出すと、不完全ながらもテロップや看板などをどんどん読むようになって
驚かされますよ。