現在、1時間の時短勤務をしているワーママのすだちです。
独身の頃は残業も厭わなかったのですが、今は残業なんてしたくない。してなるものか。という気持ちで働いています。
ただ、それでも、職場で戦力外だと思われたくはないし、周りにばかり負担が行くのも避けたい…とも思ってしまうんですよね。わがままでしょうか。
でも、同じように、モヤモヤした気持ちを抱えながら仕事をしているお母さんも多いと思います。
今回は、ワーキングマザーは定時帰りをあきらめなければならないのか、残業しないためにどのような考えにシフトすればいいのか、についての私の考えをご紹介します。
ワーキングマザー正社員は残業しなければならないのか

たまにの残業なら仕方ないと思うんですよ。でもそれが日常化してしまうと、一気に家事育児が回らなくなってしまいます。
子供との時間が思うように取れない事で、自分のことを責めてしまうこともあります。
あと、忙しすぎるとどんなに優しい人でも心に余裕がなくなりイライラしてしまうこともありますよね。
上司にも同僚にも、「あ…少しなら残業しても大丈夫です…けど…」と少しでもいい顔をしてしまうと、ずるずると仕事量を増やされてしまいます。
私は定時少し前になると、デスク周りの片付けを始め、話しかけられても、基本早口で答えます。定時以降に話しかけられたら、廊下に出るドアノブに手をかけた状態で話します。それでも話が終わらなければ、ドアを少し開け、体をドアの間に挟みます。そこから先はもう、廊下に出て歩きながら話す勢いです。
申し訳ないのですが、今職場を出なければお迎えに間に合いませんので!という意思表示はものすごいです。
ですが、実際そういうわかりやすい態度をとっていても、ぴんとこない人もいるので、そのくらいやってもいいのです。
あ、もちろん内容にもよりますよ。後輩が悩んでいるときに相談されたりすると、むしろ時間なんて気にしないで話してほしいと思います。
でもね、もうね…。
基本定時帰りしてる同僚に、躊躇なく定時直前に話しかけると仕事できないやつ認定されるよ。
本当にね、そういうのは、長時間勤務を美徳とする人に対してのみ許される行為ですから。
私は有能ではありませんが仕事だけは早いと思います。そんな私が定時で帰れない職場なんて、他の誰も定時で帰れないですよ。
皆さんもそうではないですか?ワーママになって時間の使い方はとても上手くなりましたよね。それでも帰れないような職場なら、そもそもの業務量が多すぎます。それを上司に言っても全く改善が見られないのならば、正直転職を視野に入れた方が良いと考えます。
私の知り合いも、フリーランスになったり、リモートワークのできる会社に転職したりして、かなりストレスが減ったと言っていました。
もちろん、サービス業なんかだとそのような働き方は難しいでしょうが、より良い職場環境を求めることは悪いことではないと思います。
私もお守りとして転職エージェントに登録していますよ。私が登録しているところはすぐに転職する勇気がなくても、意外と親身になって話を聞いてくれたり、非公開の情報を教えてくれたりしました。
(個人的には、通勤時間ができるだけ短い職場に勤めると言うのはかなり重要です。
本当に、長すぎる通勤時間は無駄です!
急な保育園の呼び出しに対応するのにも、近い方がロスが少なくて済みますからね。)
定時帰りするために、仕事量の調整をしたり、有給をとる人をよく思わないような風潮もあると思います。よく、あの人は主張ばかりするよね〜なんて言われちゃったりもするかもしれません。
でも、今現在子育てしながらも会社にできる範囲で貢献していると言う自負があるのならば、あえて空気を読まないでいきましょう。
子育てが一段落したら、また戦力になれるという自信を持って。
ワーキングマザーの仕事が終わらない!という悩みについて
私は結婚する少し前から、自分の時間はとても貴重なものだと感じるようになりました。子供を産んでからはなおさらです。
私は、エッセンシャル思考を読み、自分なりに実践しています(なかなか難しいですが…)。最近は広くこのエッセンシャル思考が認識、実践されているのではないかと思っていましたが、実はまだまだなのです。
エッセンシャル思考が目指す生き方は、
「より少なく、しかしより良く」。
残業をしたくないのはワーキングマザーだけではないですよね。独身の人だって、プライベートを充実させたいと思っているかもしれない。だから、みんなが定時帰りできる環境を作っていきたいのです。
現在は、全体的な業務改善・時間短縮についていつも考えています。
自分だけが帰れる環境になればいいと言う意識を捨てること。会社全体で労働環境を改善することが私の目標です。
ちなみに仕事の持ち帰りは、できるだけしないようにしています。それならお金もらって残業した方がマシです。本当に無理。いやだ。
もちろん、勉強は自分のための投資なので、家でしますけれども。
あなたの時間はとても貴重なものだということを理解しましょう。
まとめ

残業しないなんて後ろめたくてできない。私も育休明けてすぐはそう思っていました。
でも、そのような考えでいると、自分の理想の生活を実現させることができません。残業しなかったとしても、それでも毎日疲れているのに。
普段から周囲に迷惑をかけることが多いからこそ、普段から権利を主張しにくいところですが、できるところは率先してやるようにしていれば、そんなに疎まれないと思うんですよね。
自分だけよければいいという考えではなく、同じ会社で働くみんなの労働環境が改善するように、少しずつ行動していくことが大切だと思います。
ひいてはそれが会社の利益につながると信じて。