仕事が忙しくなるとすぐに「ちょっと今から仕事やめてくる」とつぶやきだすすだちです、こんばんは。
(もう、愚痴を言ったりするのも面倒です。ただただ解放されたくなる。)
ワーキングマザーにとって、「あれっ?なんか今日子どもの目見て話す時間全然なかった!?」と気づいた夜ほど、仕事をしている自分を責めてしまうことはないかもしれません。
私もそうです。
一生懸命お仕事しているのに、なぜこんなにも子どもに対して罪悪感を持たないといけないのでしょうか。
そもそも、私たちワーキングマザーの子どもとの時間は、本当に薄っぺらいモノなのでしょうか。
ワーママ歴5年の私が思うことをつらつらと書いていこうと思います。
子供と過ごす時間の統計は?
文部科学省の調査研究によると、
(13)家庭内コミュニケーション
子供とコミュニケーション等をとる時間は、年齢が上がるにつれ減少する。
≪参考≫ 子供とコミュニケーション等をとる時間について、保護者のうち本人・配偶者いずれかが子供とコミ ュニケーションをとっている時間を見ると、8割以上はおよそ1時間以上コミュニケーションをとって いる。
平成30年度家庭教育の総合的推進に関する調査研究
母親と父親のどちらか、ではありますが、皆さん頑張って時間を確保しているようです。
「2時間以上」は全体の5割強。「3時間以上」は4割弱。
ただ、コミュニケーションの定義は人それぞれですよね。
同じ空間にいるだけでは、コミュニケーションがとれているとは言えない、と私は思っています。
母親はスマホをいじっており、子どもが話しかけてもそっけない返事をしているようでは、コミュニケーションというには疑問が残りますもんね。
でも、母親が家事をしながらも、子供の声に耳を傾けていたり、宿題をやる様子を見ていたら、それは子どもとコミニケーションが取れているような気がします。
子どもと過ごす時間 我が家の場合

我が家の場合、朝は起こして1時間程度で保育園に向かいます。そして、5時半~6時くらいにお迎えに行く。
9時半までに寝かせるとすれば、子供と接する時間は4時間から4時間半程度です。
でも、この中でコミュニケーションをとっている時間は、よくて3時間半程度でしょうか…。(食事や入浴なんかも含めてますよ、もちろん)
以前、チコちゃんに叱られるで、
「我が子と生涯で一緒に過ごす時間」
母親:約7年6か月
父親:約3年4か月
と紹介されていました。
それを見た後は、本当に安直なんですけど、仕事辞めて子供と一緒にいたいと思いました。ですが、子どもが3人いると、辞めると言う選択をすることはなかなか難しいものです。
切ないですが、親の収入は子供の将来に多大な影響を与えますから…。
ただ、ワーキングマザーとして、いかに子供たちと過ごす時間の質を向上させるかは常に考えています。
フルタイムでも子供との時間を大切に過ごすためにできること

1.スキンシップを取る
これは子どもが小さいうちに限られるのですが、なでる!抱っこする!やっぱりこれに勝るものはないかなと思います。
抱っこしてとせがんできたときは、料理している手を止めてでも、抱っこします。
抱っこは意外と、自分のストレスもふわ~っと消えていくような感覚に陥ることがよくあります。
2.一緒に家事や勉強を行う
以前はちょっと待ってて!危ないからあっちに行って!と言ってしまっていましたが、今は子供たちを巻き込みながら家事をやるようにしています。
時間がかかっても一緒に話しながらやれば、子どもたちは満足してくれることが多いです。
もっともっと!となることもありますが、そこはもう、腰を据えてやると決めれば案外イライラしません。
もしあなたが教育ママなのであれば、「家事は子どもたちに科学を教えるいい機会だわ!」とか、「これって側頭葉や前頭葉の発達にすっごくいいんじゃない?!」などと考えるとがぜんやる気が出ますよ(`・ω・´)b
3.待たせる場合は、どのくらい待つかを伝える
本当に急いでいるときは、この電話が終わるまで、この料理ができるまで、時計の6のところまで、と具体的に伝えます。そして、それが終わり次第すぐに駆けつけるようにすることが大切です。本人たちが忘れていても、です。
何事もわかりやすく!親の考えも予定も言語化(もしくは可視化)して、それを守ることを繰り返すと少し落ち着いて待ってくれるようになった気がします。
4.子供の気持ちや意見に耳を傾ける、待つ
これは私の中で今も課題になっていること。
私はすごくせっかちなので先回りして子どもが話し終わる前に遮って話し始めたりすることがあります。
「違う!」とキレられることもしばしば…。
コミュニケーションの基本は相手の話に耳を傾けること。
例えお友達と喧嘩したという事実があったとしても、「仲良くしないとだめじゃない!もう喧嘩なんてやめてね!」と叱りつけるだけでは、子どもは不満が残るでしょう。
詰問は、ほんっっっとうにやめた方がいいです。
「え?それって違うんじゃないの?」と思うようなことを話していたとしても、まずは最後まで話を聞くようにしたいですね。
そうそう、
私はしっかり子どもの教育を頑張りたいと思っていますが、一方的に親が何かを子供にインプットさせまくろうとする時間は「コミュニケーション」とは言えないという認識はありますよ。
5.スマホはできるだけ触らない
帰宅したらスマホはすぐに充電器へ。
手元にあるとどうしても気になってしまうので、なるべく見えないように、着信音やバイブ音もあまり聞こえないようにします。
触っていたとしても、
これは今ちょっとお仕事してるの。
天気を見てるの。
料理の作り方を見てるんだよ。
と伝えます。先ほど言っていた言語化です。
6.夫婦の会話に夢中になりすぎない
夫婦の会話はすっごく大切なんですけれども、だからといって子供を放って話していると、子どもは疎外感を感じると思います。
うちは夫婦よく話す方で、ついつい話に夢中になっていると、「ねえ!」「聞いて!!」と訴えてきます。
すぐに話をやめて、何?と尋ねるのですが、特に何もない…ということが多いです。
気を引くために大声を出して呼んだという感じ。
子どもが起きている間は、家族みんなで話せるような話題にしています。
7.前向きな言葉を使う
寝かしつけができない日でも、「ごめんね先に寝ててね」ではなくて「明日の朝、パンとご飯どっちがいい?おいしいの用意しとくね!」と声をかけるだけでも子供が受ける印象が違ってくると思いませんか?
そういうことです。(雑)
その他
最初にご紹介した研究報告の中に、子供の教育について家庭で心がけている事、というものがありました。
(14)教育方針 子供の教育について家庭で心がけていることは、小学生(低学年)では「勉強をみるようにしている」、「毎 日、夕食を一緒にとるようにしている」、「学校の行事には、必ず、行くようにしている」が 5 割以上と 高くなっている。
当たり前のようだけど、実現させるには努力が必要なこと。
どのお父さん・お母さんも、毎日本当に頑張っていますよね…!
まとめ

子どもとの時間を後悔の内容に過ごすために、ワーキングマザーでもできること。
1.スキンシップを取る
2.一緒に家事や勉強を行う
3.待たせる場合は、どのくらい待つかを伝える
4.子供の気持ちや意見に耳を傾ける、待つ
5.スマホはできるだけ触らない
6.夫婦の会話に夢中になりすぎない
7.前向きな言葉を使う
たまには気を抜いてしまうこともありますが、多少家事を放っておいても子供たちが求めてきたときにはすぐに相手をするように心がけています。
そうすれば、案外自分の気持ちも楽になる気がするんですよね^^